2020年振り返り

2020年も終わりなので雑に振り返ろうと思います。 気が向いたら加筆修正するかも。

振り返りブログを書くのは初めてで、特に今年の目標とか置いていなかったのでまずは時系列で振り返っていきます。

1-3月: 大学院生活

修論を書いてました。

手法が Deep 系だったので重みのお気持ちを感じながら心が折れつつも書き上げました。 扱っているデータ構造が木になっていて、そのままネストした構造を Tensor にはできないので、SparseTensor なんかに変換しながら頑張ってました。 TensorFlow 上のグラフが途切れないようにモデルを構築するのが大変でした。 (出たばかりの tf2 を使っていたというのもありますが)

修論が終わった後も研究所ではデータをまとめたりプログラムを改善したりしていました。

3月の中旬に東京に引っ越し、Wantedly で内定者インターンとして早めに働き始めました。 Wanteldy People 開発チームで機能開発や品質改善をしていましたが、この時 Rails はおろか、Ruby も1㍉も書けませんでした (なんで雇ってもらえたんだ)。 メンターに Python みたいなものだよと言われたので初めて出した PR で if 文に and を使ったらレビューで怒られました。 PythonRuby も許せん。

その後、Rubyhttps://www.ruby-lang.org/ja/documentation/ を、Railshttps://railsguides.jp/ を読んで大体雰囲気を掴み、メタプログラミングRubyを読んで Ruby の構造について勉強したりしました。

4-12月: 社会人生活

無事社会人になれました。

People と Profile 系の開発をしていて、いくつかプロダクトのリニューアルに携わりました。

www.wantedly.com

www.wantedly.com

いくつかの機能は丸投げ設計から任せてもらえて結構楽しかったです。

あとは、社内イベントの運営とか Go Conference 仙台で出した TechBook の編集とか、インターン生のメンターとか色々やった気がする。

この1年で新しく学んだこと/挑戦したこと

施策設計 / データ解析 ( BigQuery )

グロース系のタスクでは施策設計のために BigQuery で分析作業なんかもしていました。 入社当時は生の SQL 書くと蕁麻疹出ますって感じだったんですが、かなり慣れました。 最近は毎日ガリガリ書いてます。やっぱり場数ですね。

施策自体の提案なんかももちろんしますが、プロダクトの深い理解が必要なのでまだまだです。 情報設計能力・問題の構造化能力はもっと伸ばしていきたい。

考古学

多分このスキルが一番伸びました。 先輩に「よく見つけてきたね」って30回くらい言われた気がする。

なぜそのコードが入ったのか、当時の背景も含めて Git, GitHub, Slack から議論を探し当てる方法についてはどこかでまとめたほうがいいのかも知れない。 ですが大事なのはちゃんと commit message や PR のコメントを書くことです。 未来のチームのためにちゃんと議論は残しておきましょう。

他分野の読書

自分の専門分野の本しか読んだことが無かったので、知見を広めるために10月くらいから本を読み始めました。 内容の咀嚼に時間がかかったりするのでまだペースは遅いです。

特に面白かったのは以下の2冊。

発信系

普段からあまり Blog は書かないのですが、今年は特に書いてないですね。 良くない。

おわりに

「これやりたいです!」って言ったら100%通るどころか、もう勝手にやっちゃって良いような会社にいるので、のびのびと楽しんで開発しています。 来年も色々なものに手を出していきたいです。

具体的な OKR みたいなのは年が明けたら考えます。

ではー。